H-1Bビザ申請、1週間で上限に〜雇用者は景気回復を楽観

 特殊技能を持つ外国人労働者向けの就労ビザ(査証)「H-1B」の申請件数が、1日の受け付け開始から1週間で年間上限枠に達した。雇用者がスポンサー(保証人)となるH-1Bの需要の高さは、景気回復に対する雇用者の楽観ムードを反映している。
 ウォールストリート・ジャーナルによると、国土安全保障省の移民局(USCIS)は7日、H-1Bの申請件数が上限の6万5000件を超えたことを明らかにした。修士または博士号取得者が対象のH-1B別枠申請数も、上限の2万件を超えたという。
 いずれのH-1Bについても、移民局は最終的な申請数を公表した上でコンピュータによる抽選を行い、2015会計年度が始まる10月1日から発給を開始する。
 USCIS は「二重申請が発覚した場合を除き、選ばれなかった申請者全員に申請料を返金する」と説明している。H-1Bビザの有効期間は3年だが、計6年まで更新が可能。
 ハイテク企業を中心とした雇用者は、採用の資格を満たす米国民が不足していることを理由に、H-1Bを所持する外国人で穴を埋めることが多い。
 H-1Bビザ制度をめぐっては、米国人の有資格者が人件費の安い外国人に雇用を奪われているとの批判もある。

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