米、拘束3人の解放要求 北朝鮮に特使受け入れ促す

 【共同】北朝鮮が観光目的で4月末から訪朝していた米国人男性を拘束したと発表したことについて、米国務省のハーフ副報道官は6日の記者会見で、同氏を含めて北朝鮮が拘束している米国人3人の解放を求めた。

 ハーフ氏は、解放交渉のためにキング北朝鮮人権問題担当特使を派遣する用意があるとし、受け入れを重ねて促した。同時に「ツアーグループに属していても逮捕を免れる保証はない」と述べ、米国民に対して訪朝を控えるよう求めた。

 朝鮮中央通信は6日、4月29日に入国した米国人男性ジェフリー・エドワード・ファウル氏が、観光目的にそぐわない「反共和国敵対行為」により北朝鮮の法律に違反したとして、当局が拘束し、取り調べていると報じた。

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