IT大手の覇権争い本格化 スマホの「次」見据え

 【共同】身に着けて使う情報端末の覇権争いがIT大手の間で本格化してきた。グーグルは25日、3種類の腕時計型端末の発売を発表したほか眼鏡型も開発中。アップルも腕時計型を市場に投入する予定で、スマートフォンやタブレット端末の「次」を見据えた動きが加速している。

 「人々は1日当たり125回も携帯電話をチェックしている」。グーグルのデービッド・シングルトン開発責任者はサンフランシスコで開かれた年次会議で強調した。

 腕時計型であればポケットやかばんから取り出す手間が省けるため、需要を呼び起こせるとの読みだ。グーグルは眼鏡型端末「グーグル・グラス」の試験版販売も既に米英で始めており、改良を加えた上で正式発売を目指している。

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