首相、9月バングラデシュ訪問 非常任理事国選で合意へ
- 2014年6月27日
- 世界のニュース
【共同】安倍晋三首相は、9月上旬にバングラデシュとスリランカを訪問する方向で調整に入った。バングラデシュではハシナ首相が、2015年の国連安全保障理事会非常任理事国選挙への立候補辞退を表明し、日本の立候補一本化で合意する見通し。政府筋が27日、明らかにした。
安倍首相は9月下旬にはニューヨークで開かれる国連総会に出席する予定で、国連の場を通じ、自らが掲げる「積極的平和主義」の理念を重ねて説明し、国際貢献の姿勢をアピールしたい考えだ。
ハシナ首相は5月に来日した際、安倍首相と会談し、バングラデシュを早期に訪問するよう招請。日本記者クラブでの記者会見で「友好国である日本のために犠牲を払う用意がある。安倍首相がバングラデシュを訪問した折には必ずいいニュースを届けられる」と述べ、立候補を取りやめる意向を示した。
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