富士通、米オンキューと提携 〜 クラウド基盤の店舗内情報システムを再販

 富士通は、店舗内情報システムを開発する米オンキュー・テクノロジーズ(OnCue Technologies)と提携した。富士通は、オンキューの技術の国際使用権および販売権を獲得し、オンキューのキオスク製品を再販していく。

 オンキューの技術は、「イン・アイル・ポイント・オブ・インフォメーション・システム(in-aisle point-of-information system)」と呼ばれる店内通路設置型のキオスク・システム。同製品はクラウド電算基盤で、導入店舗の要望に応じてカスタマイズできる。

 リテール・カスタマー・エクスペリエンス誌によると、導入側は同システムを店内通路に設置するだけで、消費者側はそれを利用することで製品の詳細情報を得ると同時に、関連情報を簡単に検索できる。

 導入側はまた、在庫確認をはじめ、バーコードの読み取りやクーポン印刷といった機能も使える。一方、消費者は、たとえばワイン店で同システムを利用すれば、店員に聞く代わりに推薦ワインを知ることができる。

 それらを可能にするアプリケーション群やデータベース群はクラウド電算によって稼働する。

 富士通は今後、オンキューのインフォキュー(InfoCue)およびエキスパート・オンキュー(Expert OnCue)の2製品をスーパーマーケットや飲料販売店、ハードウェア店に再販する計画。それらの店では、取り扱う製品が多種多様で、多くの情報を従業員が暗記して瞬時に提供するのが困難な業種だ。

 富士通はまた、オンキューの製品と自社のPOS(販売時点情報管理)システム「富士通グローバル・ストアー」を統合する計画だ。導入店はそれによって、オンキュー製品を介して店内POSシステムにアクセスでき、価格や在庫をリアルタイムで確認できるようになる。

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