対GM訴訟で3弁護士を選任〜2人は対トヨタ経験者

 車の点火スイッチの欠陥問題をめぐり、ゼネラル・モーターズ(GM)を相手取って起こされた集団訴訟で、ニューヨークの連邦地裁判事はこのほど、過去にトヨタ自動車の急加速問題をめぐる訴訟を担当した2人を含む3弁護士を原告代理人に選任した。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、選ばれたのはスティーブ・バーマン、エリザベス・カブレイザー、ボブ・ヒリアードの3氏。ワシントン州が拠点のバーマン氏は1998年、13州を代表して総額2060億ドルの賠償金で和解したたばこ訴訟のほか、カブレイザー氏(カリフォルニア州)とともに急加速問題で対トヨタ訴訟を担当した経験を持つ。テキサス州が拠点のヒリアード氏は、「シボレー・コバルト」など欠陥車両の事故犠牲者の遺族など約600人が起こした民事訴訟の代理人を務めている。

 バーマン氏は、9月4日に裁判官による審問が開かれると説明しながら「訴訟は前進すると思う。今後24カ月以内に裁判に入るだろう」と語った。

 GMは2014年に入り、少なくとも13人の死者を出した点火スイッチの欠陥で260万台をリコール(回収・無償修理)したほか、事故被害者への賠償基金を設立した。

 数百件に上る一連の訴えは6月に統合されたが、その全てが裁判入りするかどうかは未知数。GM側の代理人は、GMが破産裁判所の管理を脱した09年7月以前の事故について、GMには法的責任がないと主張している。

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