NY株反落、30ドル安 高値警戒で売り優勢
- 2014年9月2日
- アメリカ発ニュース
【共同】連休明け2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は高値への警戒感から売りが優勢となり、休み前の前週末比30.89ドル安の1万7067.56ドルと反落して取引を終えた。
幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も1.09ポイント安の2002.28と小幅ながら反落した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は17.92ポイント高の4598.19と続伸し、終値で約14年5カ月ぶりの高値。
ダウ平均は史上最高値圏にあり、高くなった銘柄を売って当面の利益を確定する動きが広がった。顧客のクレジットカード情報が流出した恐れがあると伝えられた住宅用品販売のホーム・デポが安く、相場の足を引っ張った。原油相場が下落したため、収益悪化の懸念から石油のシェブロンも売られた。
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