NY州でパネル工場建設に着工〜ソーラーシティ、年1GW分を生産

 太陽光発電設備業者のソーラーシティ(SolarCity、カリフォルニア州)は23日、ニューヨーク州バッファローで世界最大規模のソーラー・パネル製造工場の建設を開始した。

 サンフランシスコ・クロニクルによると、ソーラーシティは同工場で高効率のパネル規格品を製造し、出力にしてほぼ原発1基に相当する年間1ギガワット(GW)分の生産量を目指す。完成後は1450人を雇用する予定。

 ソーラーシティの会長は、電気自動車(EV)製造のテスラ・モーターズで最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏。テスラ関連では2週間前にEV用バッテリーの巨大工場(ギガファクトリー)をネバダ州に建設すると発表したばかりで、バッファローのパネル工場は氏にとって「もう1つのギガファクトリー」とも言える。ソーラーシティのリンドン・ライブCEOはマスク氏のいとこ。

 いずれの大型工場も、低コスト、高品質の製品で各社の事業拡大を目指す点で共通する。また、建設費に相当の税金がつぎ込まれる点でも両工場はよく似ている。クオモ知事が配布した資料によると、ニューヨーク州はソーラーシティのパネル工場建設に総額7億5000万ドルを投資し、ソーラーシティは工場建設と10年間の運営資金として50億ドルを投じる。証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、ソーラーシティは工場をRFから10年契約で借り受け、1年に1ドルと光熱費を支払う。

 一方、ネバダ州はテスラのギガファクトリー誘致で12億ドル以上の税優遇を提示した。

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