タカタ欠陥でリコール 日産、マーチなど10万台

 【共同】日産自動車は23日、部品メーカーのタカタ(東京)が製造した運転席用エアバッグ装置が衝突時に破裂する恐れがあるとして、乗用車「マーチ」「キューブ」の2車種、計10万4905台(2008年11月〜12年3月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 タカタ製のエアバッグをめぐっては、助手席用の装置が破裂する恐れがあるとして、昨年4月以降にトヨタ自動車、ホンダ、日産など各社がリコールを届けている。国交省の集計では、今回を含めたリコール対象は、国内で計約235万台、全世界で1000万台以上に拡大した。

 国交省によると、今回のトラブルは、タカタ側の部品の管理ミスが原因。エアバッグを膨らませるためのガス発生剤を詰める金属製容器内に誤った部品を取り付けたため、事故時にガスが外に出にくくなり破裂、けがをさせる恐れがある。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る