日本の成長率、16年に微減 国連の世界経済見通し
- 2014年12月11日
- 世界のニュース
【共同】国連は10日、2015〜16年の世界経済見通しを発表した。日本の実質経済成長率は今年の0.4%(推計値)から15年には1.2%まで伸びるものの、16年に1.1%に微減すると見込んだ。
輸出産業が金融緩和による円安の恩恵を受ける半面、消費税増税による個人消費への影響が来年以降も続くとみている。
世界全体については今年の2.6%(同)から15年は3.1%、16年は3.3%に伸びると予測している。堅調な企業投資が見込まれる米国は15年に2.8%と先進国の平均を上回る成長率を予測。住宅市況の悪化が続く中国は16年に成長率が6.8%となり、7%台を割り込むと予測した。
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