利上げ近づけば「忍耐」削除 リッチモンド連銀総裁
- 2015年1月12日
- アメリカ発ニュース
【共同】リッチモンド連邦準備銀行のラッカー総裁は12日、ロイター通信のインタビューで、昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明に盛り込まれた「(利上げに)忍耐強くいられる」との文言は、次の会合で利上げする可能性が高いと感じた段階で「削除したい」と述べ、削除が利上げ接近を示すとの考えを示した。
総裁は、労働市場の「緩み」はなくなりつつあると指摘。自然な状態と比べると「少しは残されているかもしれないが、(緩みが)大きいというのは疑わしい」と述べた。
ただ、いつ利上げするか定まった予定表はないとし、今年の利上げが「適当だ」と述べるにとどめた。
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