IBM、ワトソンのサービスを大幅拡充 〜 開発業者向けに5つの機能を追加提供

 IBMは、人工知能のワトソン(Watson)を基盤にした開発者向けサービスに5つの新サービスを加えた。

 ZDネット誌によると、それらの新サービスは、音声のテキスト化(speech-to-text)をはじめ、テキストの音声化(text-to-speech)、視覚認識、概念洞察(concept insights)、そして、相殺分析(tradeoff analytics)をワトソン・デベロッパー・クラウド(Watson Developer Cloud)。

 音声のテキスト化を使うことで、開発業者らは、しゃべり言葉を音声操作アプリケーションやシステムに組み込むことことが可能となる。

 英語とスペイン語に対応するテキストの音声化では、視覚障害者や車載ITシステムに応用できるソフトウェア機能の設計を可能にする。

 視覚認識では、開発業者らが画像をアップロードすると、ワトソンが背景色や風景といった各種の要素をもとに認識することで画像を分類する。大量の画像の整理や分類化に役立つ。

 概念洞察では、利用者の検索要件に関する直接的かつ間接的なリンクを発見し、検索要件内の単語に関連する情報だけでなく、要件が意味する内容に関連する概念を見つける検索を可能にする。

 相殺分析は、要件の優先順位が相反する場合にその優先順位の決定に際しワトソンを支援する機能。たとえば、数多くの材料にもとづいて正しい治療法を決定することで医師を手伝うといった機能が可能となる。分析結果は、図表やグラフによって表示され、利用者が各要因の優先度を調整しながら分析を繰り返すことも可能。

 それらの新サービスは、IBMのアプリケーション開発クラウド・プラットフォームであるブルーミックス(Bluemix)経由によって試用版が無償提供されている。

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