京セラ・ソーラー、アリゾナ州で電力事業 〜 駐車場に設置、電力を買い取り

 京セラ・ソーラー(Kyocera Solar)とアリゾナ州パーカー町は最近、京セラが独自に進める電力買い取り制度(PPA=power purchase agreement)を介して融資した175kWの太陽光発電事業を立ち上げた。

 エネルギー・マネージャー・トゥデイ誌によると、同事業は、パーカーの公民館や公立図書館、高齢者センターといった公共施設の駐車場の屋根にソーラー・パネルを取り付けることで太陽光発電し、パーカーの電力コスト安定化を目指すもの。

 同事業では、アリゾナ州メサ拠点のフォトヴォルタイック・システムズ・マニュファクチャリング(Photovoltaic Systems Manufacturing)が、約700枚の京セラ製高効率ソーラー・パネルと12台のSMAインバーターを取り付ける作業を請け負う。

 それによって年間約300MWh(メガワット時)が発電される見込み。三つの建物が消費する電力の約80%に相当する。

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