IBMやGEら、大規模データ連合を結成 〜 ハドゥープ基盤の標準構築で連携

 IBMやゼネラル・エレクトリック(GE)、ホートンワークス(Hortonworks)、ピヴォタル(Pivotal)、ベライゾン(Verizon)を含む技術大手は、ハドゥープ(Hadoop)の中核部分を土台にした大規模データ(big data)製品およびサービスを開発することで、ハドゥープ対応の共有標準群を構築する企業連合を組織した。

 ハドゥープは現在、大規模データの配信や収集、管理、解析処理に使われるもっとも浸透したソフトウェア技術で、数多くの構成部分によって構築される技術枠組みだ。

 ニューヨーク・タイムズによると、参加企業らは、そのハドゥープを構成する中核部分を共有していくつかの標準群を単一の標準集合体として扱い、それに対応した大規模データ関連の製品とサービスを開発することで、ハドゥープ基盤の実質的規格を構築しようと狙う。

 大規模データ解析が大幅成長分野の一つと位置付けられるなか、ハドゥープは、その基盤となる技術として多くの企業によって取り入れられている。

 データ技術によって台頭したいくつかの新興企業も、ハドゥープ基盤の製品やシステムを開発することで好調な成長を続けている。その筆頭が、12月に上場したホートンワークスや、ハドゥープ・ベンダー最大手のクラウデラ(Cloudera)だ。EMCとVMウェアから独立したピヴォタルも大規模データ解析製品によって急成長している。

 GEは、プリディックス(Predix)と名付けられた大規模データ分析プラットフォームを構築し、ソフトバンクと業務提携を結んで同製品を日本市場で販売し始める。

 ハドゥープを何年か前から販売してきたIBMでは最近、クラウド事業拡張戦略にともなってハドゥープ事業部隊を2倍に拡大させた。IBMはそれを後押しするために、今回の企業連合に加わったとみられる。

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