35空港で無料Wi-Fiを提供〜スプリント、ポインゴと提携
- 2015年5月6日
- 米国ビジネス
携帯電話サービス(キャリヤー)大手スプリント(カンザス州)は、 Wi-Fiネットワーク設備サービスのボインゴ・ワイヤレス(Boingo Wireless、カリフォルニア州)と提携し、35の国内主要空港で顧客に無料のWi-Fi接続を提供すると発表した。
ロサンゼルス・タイムズによると、これらの空港では、契約者の端末が利用するシステムがスプリントの通信網から構内Wi-Fiへと自動的に切り替わる。カリフォルニア州内の対象空港は、ロサンゼルス国際空港(LAX)、バーバンクのボブ・ホープ空港、サンタアナのジョン・ウェイン空港、リンドバーグ・フィールドなど。
通信業界では近年、動画のストリーミングやゲーム・アプリなどが携帯電話ネットワークの負荷を高めていることから、なるべく顧客にWi-Fi接続を利用させようとする動きが目立っている。最近はグーグルが、「ネクサス6」スマートフォン利用者向けに、Wi-Fi接続を重視した端末に登録できる新サービスを発表している。
スプリントのスティーブン・バイ最高技術責任者(CTO)は「信頼できるWi-Fiシステムと携帯電話通信網の間を円滑に行き来できるようにすることで、顧客のデータ料金負担を低下させつつ、より多くの場所でよりよい通信を提供できる」と説明している。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ