博報堂DY、広告会社デジタルキッチンを買収

 博報堂DYホールディングスは3日、広告制作会社デジタルキッチン(Digital Kitchen、ワシントン州)の全株式を取得したと発表した。買収額は不明。専門的で先進的なマーケティング技術を持つ同社を取り込み、グループの成長につなげるのが狙い。

 博報堂ウェブサイトによると、デジタルキッチンは1995年設立。デジタルコンテンツ制作やブランド体験創出に特化したデジタル・クリエイティブ・エージェンシーとして、企業のプロモーションなどに取り組んでおり、テレビ業界で栄誉のあるエミー賞などの受賞歴もある。主な取引企業にAT&Tやボーズ、マイクロソフトなどがある。

 高度化・複雑化する企業のマーケティング活動に対応するため、博報堂グループは「専門マーケティングサービス企業」をグループ内に取り込むことを中期経営計画の柱の1つに掲げている。デジタルキッチン買収が2016年3月期の連結業績に与える影響は軽微という。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る