米軍F35、来年にも岩国へ 佐世保揚陸艦交代に合わせ
- 2015年8月25日
- アメリカ発ニュース
【共同】米太平洋艦隊のスウィフト司令官(海軍大将)は25日、海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35が「来年か再来年」に太平洋地域に配備されると明らかにした。訪問先のマレーシアで電話記者会見に応じた。
米軍佐世保基地(長崎県佐世保市)の強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」の後継艦交代に合わせて実施されるといい、配備先は同艦と共に運用される海兵隊の戦闘攻撃機部隊が常駐する岩国基地(山口県岩国市)となる見通し。
アジア重視戦略を打ち出している米軍は、2020年までに海軍艦船の6割を太平洋地域に配備する方針だが、スウィフト司令官は「既に57~58%は私の指揮下にある」と言及。今後も艦船や航空戦力の「最新鋭機材が太平洋に投入される」として、F35を例示した。
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