八幡浜市が伊方再稼働賛成 30キロ圏自治体で初、愛媛

 【共同】愛媛県八幡浜市の大城一郎市長は2日、県庁で中村時広知事と会い、市に隣接する同県伊方町の四国電力伊方原発3号機の再稼働に賛成すると表明した。伊方原発から半径30キロ圏にある全8市町の中で、再稼働の可否に関し知事に考えを示した自治体は初めて。

 大城市長は、過酷事故が起きた際は全面的な責任を負うよう国に求めることや最重要避難路となる特定の自動車道の早期完成、将来的に脱原発を目指すことなど9項目を中村知事に要望した。

 3号機は7月に原子力規制委員会の審査に合格し、地元同意手続きの最中。中村知事は大城市長に「判断材料の一つにしたい」と応じ、再稼働の可否は白紙だとのこれまでの見解を繰り返した。

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