12月の米雇用統計 「崖」が影落とす可能性

 【共同】2012年12月の米雇用統計は就業者数が15万5000人増と堅調な伸びを示し、表面上は雇用改善に期待が高まる内容になった。ただ、民間部門の雇用創出は勢いを欠いており、減税失効と歳出削減が重なる米「財政の崖」の回避をめぐる与野党交渉が最後までもつれたことが、今後に影を落とす可能性がある。

 就業者数の伸びは市場予想にほぼ一致し、製造業や建設業がプラスに… 続きを読む

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