米3Q生産性速報値1.6%上昇 単位労働コスト1.4%上昇 

 労働省が5日発表した2015年7~9月期の非農業部門の労働生産性の速報値(季節調整済み)は年率換算で前期比1.6%上昇となり、2四半期連続でプラスとなった。4~6月期の3.5%上昇からは縮小したものの、0.2%の低下を見込んだ市場予想に反し上昇した。生産が伸びる一方で労働時間は減り、生産性を押し上げた。前年同期比では0.4%上昇した。

 賃金の指標である単位労働コストは前期比1.4%上昇。市場予想は2.3%上昇だった。前年同期比では2.0%上がり、昨年10~12月期(2.8%上昇)以来の大きな伸びだった。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産が1.2%増加。労働時間は0.5%減で、09年7~9月期(4.8%減)以来の大きな減り方だった。前年同期比では生産が2.3%、労働時間は1.9%それぞれ増加した。(共同)

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