大統領選、両党が激戦 アイオワで指名争い幕開け

 11月の大統領選に向けた民主、共和両党の指名争いが1日夜(日本時間2日午前)、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開ける。民主党はクリントン前国務長官(68)とサンダース上院議員(74)が大接戦。共和党も実業家トランプ氏(69)をクルーズ上院議員(45)が猛追している。

 クリントン、クルーズ両氏は、アイオワ州で徹底した草の根選挙運動を展開し、組織票を固めてきた。サンダース、トランプ両氏は熱狂的な支持者が支える一方、党員集会に参加したことのない浮動層の支持も多いとみられており、投票率が勝敗を左右しそうだ。

 各候補は1月31日も夜まで州都デモインなど各地で大小の集会を開催。クリントン氏は「私についてきてほしい。経験を信じてほしい」と訴え、サンダース氏は若者が詰め掛けた集会で「変化は上からでなく、人々が立ち上がったときに起きる」と呼び掛けた。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る