指名争い、大票田決戦へ 共和ルビオ氏正念場
- 2016年3月3日
- アメリカ発ニュース
序盤戦のヤマ場「スーパーチューズデー」を終えた大統領選の共和党候補者選びは、南部フロリダなど大票田の5州で予備選がある15日に焦点が移る。先頭を走る実業家トランプ氏(69)は勝利を重ねて2位以下を突き放す考え。フロリダが地元の主流派ルビオ上院議員(44)にとっては正念場となる。
共和党の候補者選びは民主党と異なり、15日のフロリダや中西部オハイオの予備選などから、首位候補がその州の代議員を独占する「勝者総取り」方式が主体となる。トランプ氏がリードを広げやすくなる一方、追うルビオ氏や保守強硬派クルーズ上院議員(45)には、一気に反転攻勢の足場を築く好機となり得る。
指名争いは、人口比などによって各州に割り当てられ、7月の党大会で候補選出の投票権を持つ代議員の獲得を競う。特定の候補が代議員総数の過半数(共和1237人、民主2383人)を確保した段階で指名が決まる。(共同)
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