福島「山木屋太鼓」ミシガン州アンナーバーで3月公演、渡航費支援を呼びかけ

和太鼓を通して故郷への想いを絶やさずに伝えていきたいーー。
東京電力福島第1原発事故の影響で避難区域に指定された、福島県川俣町山木屋地区の若者でつくる和太鼓チーム「山木屋太鼓」が、3月にミシガン州アンナーバーで演奏する。

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山木屋太鼓は、子供から社会人まで約17人で構成。伝承太鼓と創作太鼓の確立と融合、地域に根ざす若者の育成と発展をめざして活動している。
チーム代表の遠藤元気と、ミシガン在住の映像作家・椎木透子とが協力して企画。ミシガン大学(University of Michigan)音楽科の学生らとも交流し、福島の今、故郷の現状を音楽で発信するという。
3月22日(火)7pmから、Power Centerでコンサートを行う。入場無料。24日(木)には、Stamps Auditoriumで、山木屋太鼓のメンバーが出演したドキュメンタリー映画「Threshold: Whispers of Fukushima」(椎木監督)も上映する。

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クラウドファンディングで、渡航費などの一部を募っている。知り合ったミュージシャンや、ミシガン大学の協力などで、滞在費のめどはたったが、メンバー12人の渡航費の一部100万円が不足している。そのため、2月16日まで、支援を募集中。

◾️クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/gen-taiko
◾️詳細:http://yamakiya-taiko.com/
◾️ドキュメンタリー:http://thresholdfukushima.com/

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