シリア各地で戦闘再燃 停戦崩壊の懸念拡大

 一時停戦が維持されてきたシリアで18日、反体制派部隊がアサド政権軍に激しい攻撃を仕掛け、北西部ラタキアや中部ハマで戦闘が拡大した。2月末の停戦発効以来、最大規模。北部の激戦地アレッポでも戦闘が再燃しており、停戦崩壊の懸念が深まった。ジュネーブでの和平協議にも悪影響を及ぼしそうだ。

 反体制派は「政権側の停戦違反への反撃」と主張している。シリア人権監視団(英国)によると、反体制派はハマで複数の町をほぼ奪回した。中部ホムスでは政権軍が空爆を実施し、4人が死亡。死者数は拡大する恐れがあるという。

 反体制派の有力武装組織「アフラル・シャーム」など10組織は18日朝、「政権軍側による停戦違反がこれ以上続くなら反撃を開始する」との声明を発表していた。(共同)

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