アマゾンのファイヤーTV(Amazon Fire TV)を内蔵した新型テレビが2017年中に発売される見通しだ。同機種は、アマゾンの人工知能アレクサ(Alexa)によって音声操作を可能にする。
ファイヤーTVは、テレビをインターネットに接続させる端末で、アップルTVと競合する製品。
インベスターズ・ビジネス・デイリー紙によると、ウェスティングハウス(Westinghouse)とエレメント(Element)、セイキ(Seiki)が、ファイヤーTVを内蔵しアレクサに対応する新型4Kテレビを生産する計画。それらの3ブランドは、中国のトン・ファン・グローバル(Tong Fang Global)傘下。それらの新型テレビの大きさは43インチから65インチ。
一方、洗濯機や乾燥機で知られるワールプール(Whirlpool)は、音声操作を可能にする家電製品を開発するためにアマゾンと提携し、アレクサに対応した新型製品をことし中に発売する計画を明らかにした。
ワールプールによると、アレクサは洗濯機や乾燥機、オーブン、冷蔵庫をはじめとする家電を音声指示によっていったん停止させたり再開始させたりする機能に応用される。
アマゾンは、エコー(Echo)という製品によって仮想執事端末市場を開拓し、予想以上の売れ行きを記録している。
【http://www.investors.com/news/technology/amazon-fire-tv-to-be-integrated-into-multiple-tv-sets/】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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