交渉余地あるとオバマ大統領 歳出の強制削減回避で

 【共同】オバマ大統領は19日、ホワイトハウスで演説し、3月から予定される歳出の強制削減の回避に向け「扉は開かれている」と述べ、野党共和党との交渉余地はあるとの認識を表明した。野党側は、同規模の支出削減を回避の条件としている。

 大統領は、野党の主張では「富裕層や企業に何も求めないことになる」と批判。支出削減だけでなく税制改革を通じた歳入増を伴う「バランスのとれた手法」で、強制削減を回避すべきだとの持論をあらためて訴えた。

 強制削減が発動されれば政府雇用が「何十万人も犠牲になる」と強調。問題解決のためには「誰とでも協力するつもりだ」とし、与野党が歩み寄ることによって、政治が経済の足を引っ張る事態を避けなければならないと語った。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る