爆発規模、前回の2.5倍 核実験で米専門家推計
- 2013年2月20日
- 世界のニュース
【共同】シンクタンク、核脅威削減評議会(NTI)は19日、北朝鮮が12日に実施した3度目の核実験の爆発規模について、2009年の前回実験の2.5倍に相当する12.5キロトン程度だった可能性が高いとの見方を明らかにした。複数の研究者らの計算に基づく推計としている。
韓国国防省の推定6〜7キロトンを大幅に上回ることになり、事実であれば核実験が「成功した」との評価につながる可能性がある。NTIは同時に、不確実な部分も多いとして、爆発規模の可能性として5〜15キロトンの幅を持たせ、その中でも12.5キロトン程度である可能性が最も高いとした。広島に投下された原爆は16キロトン、長崎は21キロトンだった。
NTIによると、複数の米研究者らは、今回の爆発による地震波から、実験が前回と同じ北東部咸鏡北道の豊渓里にある核実験場の同一坑道内の同じ深さで行われたと結論付けた。これに基づき、今回の爆発規模は前回の2.5倍程度だったと試算。前回は5キロトン前後だったとした。
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