和平実現へ初協議 政府と少数民族組織

 【共同】ミャンマー民主化で重要課題となっている少数民族武装勢力との和平実現に向け、政府と、計11の少数民族武装勢力でつくる「統一民族連邦評議会(UNFC)」が20日、タイ北部チェンマイで初めて正式協議を行った。双方は協議後に会見して共同声明を発表。2カ月以内に再び協議することを明らかにした。

 双方は昨年11月に非公式協議を行ったが、正式協議の実現は和平に向けた大きな一歩。ただ、主張には相違点も多く課題は山積している。

 政府は少数民族問題担当のアウン・ミン大統領府相らが、UNFCは新モン州党(NMSP)出身のナイ・ハン・ター幹事長らが出席。関係者によると、UNFCは、改憲によって軍の役割縮小や少数民族の権利拡大などの民主化を目指すよう要望したという。

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