ユナイテッド航空、新型コロナウイルス対策で抗菌性スプレー噴霧作業を追加実施
- 2020年9月30日
- ニュース
ユナイテッド航空は、9月16日、米国環境保護庁(EPA)承認済の、表面に長期間密着し細菌の増殖を抑制する抗菌性コーティング剤、Zoono Microbe Shieldの使用を開始すると発表した。これは、ユナイテッド航空が既に実施している厳しい安全および清掃手順に追加される。同社では現在、この抗菌性コーテイング剤を30機以上の航空機内の座席、トレイテーブル、ひじ掛け、頭上の物入れ、化粧室などに毎週噴霧しており、今年末までには全ての主要路線向け航空機及びリージョナル路線向け航空機にも噴霧を開始する予定。
この抗菌性コーテイング剤は、ニュージーランドのZoono Group Limited社製で、米国では MicroSonic Solutions 社により販売されている。このコーティング剤の使用は、ユナイテッド航空が現在行っている全フライトの出発前に静電噴霧器を使用した機内消毒作業に追加となる新たな安全対策となる。
Zoono Microbe Shieldは、表面に密着し、一度乾くと微細な針の集合体のような保護層を形成し、細菌が保護層に触れた際には細菌の細胞壁と被膜を破壊するという。この薬品はEPAよりカテゴリ-4と分類され、最も低い毒性となっている。航空機を徹底的に清掃する際、ユナイテッド航空では超微細な抗菌性ミストを散布するように設計された噴霧ロボットNovaRoverを使用して、機内全ての表面をコーティングする。ユナイテッド航空では、この抗菌性コーティング剤を7日に一回の頻度で一晩かけて機内に噴霧するのに加え、従来通り全出発便の機内において静電噴霧器を使用した消毒剤の散布も継続している。
現在この抗菌性コーティング剤の噴霧をシカゴオヘア空港発着の航空機に使用していて、今後数か月かけて同社の他の6つのハブ空港および、約200以上の米国内空港に夜間駐機する航空機にその使用を拡大する予定。また噴霧器 NovaRoverについては今後、ユナイテッド航空の米国内7か所のハブ空港に加えボストン、クリーブランド、およびラスベガス空港の合計10空港に順次導入する予定になっている。
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