漏えい調査に本格着手 地下貯水槽の汚染水

 【共同】東京電力福島第1原発で地下貯水槽から放射性物質を含んだ汚染水が相次いで漏れた問題で、東電は、原因や周囲の土壌に汚染が拡大していないかなどを調べるため、貯水槽の漏えい箇所の特定や周辺でのボーリング作業に着手した。

 最初の漏れが判明したのは5日夜、2号地下貯水槽。11日には汚染水を移送中の配管からも漏れが見つかり、発覚から12日で1週間になるが、事態収拾の道筋は見えず原因調査が長引く可能性も出ている。

 地下貯水槽は地盤を掘り下げ防水シートを3重に敷いた構造で、敷地内に7カ所ある。2号貯水槽で最大約120トン漏れたほか、3号貯水槽や、2号の汚染水の移送先となった1号貯水槽でも漏れが見つかった。

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