対サプライヤー関係見直しへ〜クライスラー
- 2013年4月18日
- 自動車関連
クライスラーの購買担当責任者は、対サプライヤー関係の透明性の向上に努めているとしたうえで、数年前と比べて関係が改善していると述べた。
ワーズ・オートモーティブ・リポーツによると、スコット・カンセルマン氏は「2012年、社内向けよりもサプライヤーとの間で多くのタウンホール・ミーティングを実施した。(今年は)6回以上を予定している」と語った。
カンセルマン氏によると、クライスラーはサプライヤーの仕事の完了を待つ従来の慣行を改め、供給契約の前払いを開始した。このため、サプライヤー側は対クライスラー契約を優先リストの上位に移しているという。
クライスラーはこのほか、同社が開発した品質イニチアチブを個々のサプライヤーに適用し始め、好評を博しているという。イニシアチブは例えば、サプライヤー工場での廃棄物の削減などに役立っている。
クライスラーは今年、ジープ「チェロキー」で知られるKLプラットフォームを量産する計画だ。独ZFとの間では、8速および9速のトランスミッション開発で長期の互恵的なパートナーシップをを結んだ。
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