示威行為に断固反対 米高官、中国をけん制

 【共同】ドニロン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、ニューヨークでの講演で、東シナ海や南シナ海で領有権を主張するために「威圧的な行動に出たり、武力を行使したりすることに米国は断固反対する」と訴えた。

 中国は沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海内に23日、尖閣国有化後最多となる8隻の海洋監視船を派遣したばかり。補佐官は名指しを避けながらも、中国の動きを強くけん制した。

 講演で補佐官は、領有権問題で米国は一方の立場に肩入れしないとの基本姿勢を強調した上で、東シナ海などでの緊張によって「東アジアの安全保障構造が試されている」と述べ、外交手段で「永続的な問題解決」を図るよう関係国に促した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る