「深刻な情報漏れ」と弁明 米司法長官、AP捜査で

 【共同】ホルダー司法長官は14日の記者会見で、同省がAP通信記者らの通話履歴を秘密裏に収集していたことについて「非常に深刻な情報漏れがあった」からだと述べ、誰が機密情報を漏らしたかを捜査する上で必要な措置だったと弁明した。

カーニー大統領報道官はホワイトハウスの関与を重ねて否定した上で、オバマ大統領は言論の自由を擁護していると強調。同時に「機密情報のリークは許容できない」として、捜査の必要性も理解していると指摘した。

しかし身内の民主党内からも捜査について「弁明できない行為」(リード上院院内総務)との批判が上がるなど、オバマ政権は防戦に追われている。下院司法委員会は15日にホルダー長官を招き、公聴会を開くことを決めた。

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