米GDP改定値2.4%増 輸出や政府支出が不振

 【共同】米商務省が30日発表した2013年1〜3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、年率換算で前期比2.4%増と速報値から0.1ポイントの下方修正となった。市場予想の2.5%増を下回った。

 個人消費の改善基調が強まったが、輸出や在庫投資、政府支出の不振が響いて成長率全体が速報値よりも圧縮された。世界景気の減速傾向とともに、米連邦財政の歳出強制削減をめぐる不透明感が経済活動に重荷となった可能性がある。

 GDPの約7割を占める個人消費は3.4%増と0.2ポイントの上方修正。10年10〜12月期(4.1%増)以来の高い伸びを示した。自動車や家具などの耐久財、非耐久財がともに堅調でプラス幅が速報値から引き上げられた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る