国際社会と「建設的関係」 イラン次期大統領

 【共同】イランの次期大統領に就任することが決まった保守穏健派のロウハニ最高安全保障委員会元事務局長(64)は17日午後、首都テヘランで大統領選での当選後初となる記者会見を開き、「国際社会と建設的な関係を追求する」方針を表明。欧米などと対立している核開発問題について、「計画をより透明な形で示す用意がある」と述べた。

 欧米などとの間で事実上頓挫している核交渉について、イランがこれまで取ってきた強硬姿勢の転換に意欲を示した発言といえ、今後の交渉の行方が注目される。

 ロウハニ師はまた、欧米の制裁強化の影響で急激に悪化する経済の立て直しに取り組むと発言。「過激主義ではなく、穏健の道を進む」とし、イスラエルや欧米に対する過激な発言が目立ったアハマディネジャド現大統領らの政治手法と決別する意向を強調した。

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