ソーラー飛行機がNY到着 米大陸横断
- 2013年7月7日
- アメリカ発ニュース
【共同】太陽エネルギーだけを使って米大陸の断続的な横断飛行に挑んでいた1人乗りのプロペラ飛行機「ソーラー・インパルス」が6日午後11時(日本時間7日正午)すぎ、最後の目的地ニューヨークのケネディ国際空港に着陸した。パイロットのアンドレ・ボルシュベルグさんは「再生可能エネルギーの大成功」と語った。AP通信などが伝えた。
同機の最高速度は時速約72キロ、高度約9千メートルを飛行できる。5月に西海岸のサンフランシスコを出発。アリゾナ州やテキサス州などを経由し6月中旬、首都ワシントン近郊ダレス空港に到着。6日午前5時前にニューヨークに向け同空港を飛び立った。昼すぎ、左翼下部に裂け目が見つかったが、危険はなかったという。
同機はスイスの団体が開発。翼を覆う太陽電池パネルの電気でプロペラを回すほか、バッテリーを充電し夜間飛行もできる設計になっている。2015年には世界一周に挑む計画だ。
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