日産、生産現場の安全強化へ〜テネシー工場での死亡事故で

 日産自動車は、テネシー州スマーナ工場での相次ぐ死亡事故を受け、現場での安全強化策に着手した。

 オートモーティブ・ニューズによると、スマーナ工場では過去18カ月間で3件の死亡事故が起きた。6月16日には車体組み立て現場でメンテナンス作業員が、4月25日には塗装場でサプライヤー作業員が、2012年1月27日には敷地内のトラック事故で契約ドライバーが、それぞれ事故死している。このうち、16日の事故については当局が捜査しているという。

 スマーナ工場は6000人以上を雇用し、「アルティマ」や電気自動車(EV)「リーフ」、インフィニティ「JX」などを生産している。

 日産は米国内工場を対象に、週ごとの安全に関するブリーフィングへの強制参加など、契約作業員を含めた全人員の統治や監督を強化した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る