12日にシリア入り 国連の化学兵器調査団

 【共同】シリア内戦での化学兵器使用に関する国連調査団が、12日にシリアの首都ダマスカスに入り、同国で約2週間、調査を行う見通しとなった。国連筋が9日明らかにした。

 調査団はセルストローム団長が率い、化学兵器禁止機関(OPCW)や世界保健機関(WHO)の専門家ら約10人で構成。12日にシリア当局と協議を始め、その後、北部ハーンアサルなど3カ所で被害者、医師、目撃者らからの聞き取りや医学的試料の採取、土壌調査などを行う予定。

 調査団は化学兵器の使用の有無と種類の特定を目指す。政権側、反体制派のどちらが使ったかは調査対象とされていない。

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