インドが火星探査機打ち上げ 成功すればアジア初

 【ムンバイ共同】インドの宇宙開発を担うインド宇宙研究機構(ISRO)は5日、火星探査機マンガルヤーン(通称)を載せたロケットを打ち上げた。日米欧中ロに続く第6極の宇宙大国入りを目指すとともに、低コストで技術革新する能力を示したい考えだ。

 これまで火星探査に挑んだ日本や中国の計画は探査機の故障などで失敗。成功すればアジア初となり、国威発揚にもつながりそうだ。

 ISROは南部アンドラプラデシュ州の宇宙センターから重さ約1.3トンの火星探査機を載せたロケットを発射した。予算は約45億ルピー(約72億円)で、米紙によると、11月中に打ち上げる予定の米国の火星探査機「MAVEN(メイブン)」の費用約6億7000万ドル(約658億円)と比べ、格段に低コストだ。

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