EU、無人機開発へ協力 20年代前半の生産目標

 【共同】欧州連合(EU)加盟国の国防担当相らは19日、欧州独自の無人機開発に向けた協力で一致し、欧州防衛機関(EDA)による研究計画の開始を承認した。2020-25年を目標に欧州製無人機の生産を目指す。

 EU加盟国は現在、米国やイスラエルが製造した無人機を軍事偵察などに使っている。リビアやマリへの軍事介入を通じ、無人機開発の遅れが欧州の防衛産業の大きな欠点の一つとの認識が広がっており、共同で挽回を図る。

 EDAによると、英独仏伊など計8加盟国がEDAの計画に共同出資。まず自動離着陸や探知の技術などの研究を重点的に進める。

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