デング熱国内感染の疑い ドイツ人女性が発症

 【共同】厚生労働省は10日、日本を旅行しドイツへ帰国したドイツ人女性(51)が、デング熱に感染していたと発表した。日本国内で感染した疑いがあるという。国内では過去60年以上、感染例は報告されていない。

 海外で感染し帰国した日本人から蚊を媒介して感染した可能性が否定できないとしている。ただ日本では蚊は越冬せずウイルスが定着しない。厚労省は流行地域への渡航者に蚊に注意するよう呼び掛けている。

 デング熱は蚊の一種ヒトスジシマカが媒介する熱病で、感染の3〜7日後に突然発熱し、激しい頭痛や筋肉痛、発疹などを起こすが、大半は軽症。海外から帰国後に発症する患者は年間250人程度いる。

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