後手の官邸、決着に遅れ 民主党内に危機感拡大

 【共同】田中慶秋法相の進退問題は外国人献金問題の発覚から約20日間を費やし、ようやく23日にも決着する見通しとなった。ただ野田佳彦首相ら官邸の対応が後手に回ったのは明らかで、政権の痛手はより深まったとの危機感が政府、民主党内で拡大している。

 首相周辺は22日「時期が遅すぎた。もう少し早くめどがつけられなかったのか」と述べ、29日召集の臨時国会での論戦に影響は避けられないとの見通しを示した。

 当初、民主党の安住淳幹事長代行は… 続きを読む

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