私的映像を大量傍受 英機関、180万人以上

 【共同】英紙ガーディアン(電子版)は27日、英国の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)が、米国家安全保障局(NSA)の支援を得て、何の容疑もないインターネット利用者が私的な通信で送った映像を大量に傍受していたと報じた。2008年のうちの半年間だけで、世界中で180万人以上から収集したという。

 ヤフー利用者がビデオチャットをする際、ウェブカメラを通じて送った映像を集め、顔の識別システムを使って捜査対象者の検索を試みていたという。

 米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者が提供した08-10年のGCHQの書類を基に報じた。この仕組みは12年の時点でも稼働していたという。

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