日本提訴の受理求める 強制連行、河北省裁判所に

 【共同】日中戦争時の強制連行をめぐり、日本政府と日本側企業に損害賠償などを求める集団訴訟を起こそうとしている中国人被害者や遺族らの弁護士が24日、河北省高級人民法院(高裁)を訪れ、訴えを受理するよう求めた。弁護士が明らかにした。

 被害者らは6日に同省唐山市中級人民法院(地裁)で提訴する予定だったが、外国政府が被告となっていることなどから提訴に至らなかった。24日に訴状を提出したかどうかは不明。

 強制連行をめぐっては、北京の裁判所が18日、日本企業に損害賠償を求めた別の集団訴訟を受理しており、中国人被害者が国内の裁判所で賠償を求める動きが相次ぐ可能性が出ている。

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