米国に自制要求か 対北朝鮮で中国

 【共同】北朝鮮核問題をめぐり、米国のデービース北朝鮮担当特別代表と中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が15日、ニューヨークで2日目の協議に入った。中国側は、北朝鮮に核実験などの口実を与えないよう、米国に対し自制を求めているもようだ。

 中国は3月26日の北朝鮮による中距離弾道ミサイル「ノドン」発射について直接的な批判を避け、「関係各国が情勢緩和にプラスになることを行うよう望む」(洪磊外務省副報道局長)と主張。27日の国連安全保障理事会の緊急会合でも慎重な対応を求めた。

 複数の外交筋によると、安保理が格付けの最も軽い「報道談話」による非難表明にとどめて、今後「適切な対応」を協議するとしたのは、米側がいったん中国の主張を聞き入れたためだという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る