チーズ製法伝授を依頼 北朝鮮、フランスの専門学校に

 【共同】23日付の英紙インディペンデントは、パリ駐在の北朝鮮大使が、金正恩第1書記の好物とされるチーズの製法を伝授してもらおうと、フランスの乳製品の専門学校に北朝鮮の専門家の訓練を依頼したが、断られたと報じた。

 同紙によると、金第1書記はスイスに留学した経験があり、穴があいたスイス伝統のエメンタールチーズを愛好しているが、北朝鮮製のチーズの品質には不満を抱いているとされる。

 スイス国境に近い同校の校長は「小さい学校で、場所も限られている」として、北朝鮮の専門家を受け入れることはできないと説明したという。

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