強力物体貫通で機体崩壊 マレー機報告、撃墜示唆

 【共同】ウクライナ東部で乗客乗員298人が死亡した7月のマレーシア航空機撃墜をめぐり、国際調査を主導しているオランダ安全委員会は9日、中間報告を発表、機体や操縦に問題はみられなかったと指摘、「強力な多数の物体が外部から機体を貫通した」ことが空中での機体崩壊につながったとの見方を示した。

 同機はロシア製の地対空ミサイルで撃墜されたとみられている。報告は「ミサイル」とは言及していないが、こうした見方を強く示唆した。「物体」が発射されたのかどうかや、実行者などには触れていない。

 欧米諸国は親ロシア派による誤射との見方を強めているが、親ロ派武装組織「ドネツク人民共和国」のザハルチェンコ首相は9日、インタファクス通信に対して「旅客機を撃墜できる兵器は所有していない」と述べ、関与をあらためて否定した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る