博士号取り消し、1年猶予 小保方氏論文で早大
- 2014年10月7日
- 日本発ニュース
【共同】早稲田大は7日、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(31)に2011年に授与した博士号について、1年程度の猶予期間中に博士論文を修正しない場合は取り消すと発表した。STAP細胞の有無を検証中の小保方氏の博士号は、当面維持されることになった。
小保方氏の指導教員で、博士論文審査の主査を務めた常田聡教授を停職1カ月、副査の武岡真司教授を訓戒の処分にした。鎌田薫総長は管理責任があるとして5カ月間、役職手当の20%を自主的に返上するとした。
鎌田総長は記者会見で「現在は訂正のための猶予期間だ。博士号には値しない」と強調。小保方氏が審査に草稿段階の論文を提出したことについて「研究者として尽くすべき最低限の注意義務を怠った」と指摘した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ