人権問題は条件とせず キューバ国交正常化で米
- 2014年12月18日
- 世界のニュース
【共同】ジェーコブソン国務次官補(米州担当)は18日、キューバとの国交正常化交渉をめぐり記者会見し、「必ずしも人権問題を直接条件として取り上げることになるとは考えていない」と述べた。人権問題を切り離す考えを示したもので、同問題を重視する共和党の反発を招きそうだ。
次官補は来年1月末に米代表団を率いてキューバを訪問し、正式に交渉に着手する。
会見で、国交正常化に必要な予算拠出を決めるのは議会だが、正常化そのものは「大統領の専権事項だ」と指摘。キューバの首都ハバナでの米大使館開設を最優先に取り組む考えを示した。
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