ホンダに制裁金7000万ドル 米運輸当局、過去最大 死傷事故の報告漏れ
- 2015年1月9日
- アメリカ発ニュース
【共同】米道路交通安全局(NHTSA)は8日、ホンダによる死傷事故の大量報告漏れ問題で、同社が計7000万ドル(約84億円)の民事制裁金を支払うと発表した。NHTSAが1社に科した民事制裁金では過去最大額になるという。
ホンダがタカタのエアバッグによる事故を含めた死傷事故の大量報告漏れを公表したのは2014年11月。米国での販売への打撃を最小限に食い止めようと、異例とも言える短期間で米当局と合意に達した。
民事制裁金は行政権に基づいて科されるペナルティー。NHTSAは、死傷事故と損害賠償請求があった事故の両方で正確な報告を怠ったとして、それぞれについて制裁金の限度額となる3500万ドルを科した。
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